MacBookのバックアップにはNVMe SSDが最適!私が選んだ高速・快適な構成を公開

MacBookでの作業がどんどん快適になる一方、増え続けるデータのバックアップには悩まされていませんか?
特に、動画編集や写真管理、開発業務などをしていると、バックアップ速度や保存容量に不満を感じる方も多いでしょう。

私もそんな一人でした。しかし、NVMe SSDを使った外付けストレージ環境を構築することで、バックアップに関する悩みが一気に解決したのです。

この記事では、私が実際に使っているSSDとケースの構成を紹介しながら、MacBookで高速バックアップを実現する方法を解説します。


私の使用環境と選定理由

まずは、私が現在使用している構成をご紹介します。

  • Fikwot FX991 4TB M.2 SSD PCIe Gen4x4
  • UGREEN M.2 SSD 外付けケース(USB 3.2 Gen 2、NVMe/PCIe専用、8TB対応)

この構成により、読み取り最大7300MB/s、書き込み6200MB/sという超高速転送を実現。
MacBookとの親和性も高く、Time Machineでのバックアップが非常に快適になりました。


なぜNVMe SSDがMacBookのバックアップに最適なのか?

圧倒的な転送速度

従来のHDDやSATA SSDでは、数百GBのバックアップに数時間かかることも珍しくありませんでした。
しかし、NVMe SSDなら数分で完了します。

特にMacBook ProやMacBook Air(M1/M2以降)はUSB 3.2 Gen 2やThunderbolt 3/4に対応しているため、SSDのポテンシャルを最大限活かすことができます。

コンパクトで場所を取らない

M.2タイプのNVMe SSDと小型ケースを組み合わせれば、手のひらサイズの大容量ストレージが完成。
机上スペースもほとんど取らず、カバンに入れて外出先でも使用できます。

耐久性と信頼性

高性能なNVMe SSDは、TBW(Total Bytes Written)という書き込み耐性の目安が高く、長期使用にも耐えます。
バックアップ用途での利用にも最適です。


MacBookとNVMe SSDの接続・バックアップ手順

ここでは、私が行っている接続・バックアップの流れをご紹介します。

SSDの組み立て

M.2 SSDと外付けケースを用意し、説明書に従って装着します。
※放熱シートの貼り付けやネジ止めが必要な場合もあるので、静電気対策も忘れずに。

MacBookに接続

ケースのUSB-Cポートを使ってMacBookに接続します。
私のケースはUSB 3.2 Gen 2(10Gbps)対応なので、MacBookのUSB-Cポートに直挿ししています。

ディスクの初期化

Macの「ディスクユーティリティ」を使って、SSDをAPFS形式でフォーマットします。
Time Machineで利用する場合、**Mac OS拡張(ジャーナリング)**も選択肢になります。

Time Machineでバックアップ設定

Macに標準搭載されているTime Machineを使えば、定期的な自動バックアップが可能です。

  • [システム設定] > [Time Machine] でバックアップ先に外付けSSDを指定
  • 初回は時間がかかりますが、2回目以降は差分バックアップで短時間で済みます
  • ファイルの復元も簡単で、誤って削除してしまったファイルもすぐ戻せます

発熱にも注意が必要

NVMe SSDは性能が高い分、発熱も大きめです。
長時間使用する場合は、放熱シートやアルミケースでの冷却対策が必須です。

私はUGREENのケースに付属していたサーマルパッドを使っており、温度が高くなりすぎることもなく、安定動作しています。
外付けSSDを常時接続する場合は、放熱設計の良いケースや、USBハブ一体型の冷却スタンドを併用するのもおすすめです。


よくあるトラブルと対策

SSDがMacで認識されない

  • USBケーブルが古い(USB2.0)可能性 → USB 3.2 Gen 2対応ケーブルに交換
  • SSDの装着ミス → ケースの中を再確認

転送速度が出ない

  • USBハブ経由で接続している → Macに直接接続すべき
  • フォーマット形式が非最適(exFATなど) → APFSに再フォーマット

書き込み中に熱暴走する

  • 長時間接続 → ケースに放熱対策があるか確認
  • 空冷ファン付きUSBハブを使うのも効果的

まとめ:MacBookバックアップの最適解はNVMe SSD+高速ケース

MacBookのバックアップには、NVMe SSDとUSB 3.2 Gen 2以上の外付けケースの組み合わせが現時点での最適解です。

私が使っているFikwot FX991とUGREENのケースの構成は、導入も簡単で、速度も安定性も抜群。
これから外付けバックアップ環境を整えようとしている方には、ぜひNVMe SSDの導入をおすすめします。