MacBookの容量を節約!iPhoneバックアップを外付けSSDに保存する方法

はじめに

iPhoneのフルバックアップをMacBookに保存すると、内蔵ストレージが一気に減ってしまう——そんな経験はありませんか?
特に、写真や動画を多く保存している人ほど、1回のバックアップで数十GBの空き容量が消えてしまい、日常作業に支障をきたすこともあります。

そこで本記事では、**「iPhoneのバックアップをMacBookではなく、外付けSSDに保存する方法」**を詳しく解説します。私自身が実際に運用している方法なので、再現性も高く、安心して導入できます。


私が使用している外付けSSDの紹介

私がiPhoneのバックアップ先として使っているのは、以下の組み合わせです。

  • Fikwot FX991 4TB M.2 SSD PCIe Gen4x4(最大転送速度 R:7300MB/s W:6200MB/s)
  • UGREEN M.2 SSD 外付けケース(USB 3.2 Gen 2、NVMe/PCIe専用、8TB対応)

容量・速度ともに申し分なく、MacBookとの接続も安定しています。製品の詳細なレビューは割愛しますが、「高速・大容量・信頼性」の三拍子そろった構成です。


なぜiPhoneバックアップを外付けSSDに保存するのか?

内蔵SSDの容量を節約できる

iPhoneのバックアップは数十GBにもなりがち。これをMacの内部ストレージに保存すると、空き容量が枯渇し、動作が重くなる原因になります。
外付けSSDを使えば、Mac本体の容量を消費せずにバックアップが可能です。

バックアップの管理がしやすくなる

iPhoneを複数台管理している場合、バックアップファイルの保存先を明確に分けておくことで、誤削除や上書きミスを防げます。


外付けSSDにiPhoneバックアップを保存する方法(Finder編)

まずはApple公式のFinderを利用した手動方法をご紹介します。

iPhoneのバックアップをFinderで作成

  1. iPhoneをMacBookに接続
  2. Finderを開き、サイドバーから「iPhone」を選択
  3. 「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップを実行

この操作で、Macの以下のフォルダにバックアップデータが生成されます:
~/Library/Application Support/MobileSync/Backup

Backupフォルダを外付けSSDへ移動

  1. Finderで上記フォルダを開く
  2. 「Backup」フォルダを外付けSSDにコピー
  3. Mac上の元フォルダを「Backup_old」などにリネーム(削除はせずに一旦退避)

ここまでで手動バックアップの保存は完了。ただし、今後のバックアップも毎回手動で移動が必要になります。


symlink(シンボリックリンク)で自動化する方法

Terminalでシンボリックリンクを作成

以下のコマンドを使えば、FinderやiTunesは自動的に外付けSSDをバックアップ先と認識するようになります:ln -s /Volumes/外付けSSDの名前/Backup /Users/ユーザー名/Library/Application\ Support/MobileSync/Backup

注意点

  • 外付けSSDの名前やフォルダ名が正確に一致していることを確認してください
  • バックアップ中に外付けSSDが取り外されると失敗するため、安定した接続が必須です

よくあるトラブルと対策

外付けSSDが認識されない

  • Finderでドライブが表示されているか確認
  • フォーマット形式(APFSなど)がMac対応かチェック

バックアップが失敗する

  • シンボリックリンクのパスが間違っていないか再確認
  • SSDの空き容量が十分か確認(iPhoneと同じかそれ以上の空きが必要)

まとめ・ベストな運用フロー提案

「iPhoneのバックアップはMacBook本体ではなく、外付けSSDへ保存する
このひと工夫で、ストレージ不足の悩みから解放され、バックアップ運用もシンプルになります。

あなたに最適な方法は?

方法向いている人難易度
Finderで手動コピー手間を惜しまない人★☆☆
symlink自動化したい中級者★★☆

あなたのスタイルに合った方法で、快適なiPhoneバックアップ生活を始めてみてください。